2025年1月から放送が始まったTVアニメ『メダリスト』。
フィギュアスケートの世界を舞台にした本作のオープニング主題歌を担当するのは、なんと米津玄師!
しかも、彼自身が「ぜひ曲を作らせてほしい」と打診したという、熱い原作愛が込められた楽曲「BOW AND ARROW」が注目を集めています。
この記事では、米津玄師と『メダリスト』の関係、楽曲の魅力、さらにはエンディングテーマについても紹介します。
- アニメ『メダリスト』の概要と魅力
- 米津玄師が主題歌を担当した理由と楽曲「BOW AND ARROW」の特徴
- エンディング主題歌「アタシのドレス」を歌うねぐせ。の魅力
アニメ『メダリスト』とは?
2025年1月から放送がスタートしたアニメ『メダリスト』は、フィギュアスケートの世界に挑む少女とコーチの絆を描いた話題作です。
原作はつるまいかだ氏による同名漫画で、「次にくるマンガ大賞2022」コミックス部門1位を獲得するなど、多くの賞を受賞しています。
その熱いストーリーと緻密なキャラクター描写が高く評価され、ついに待望のアニメ化が実現しました。
フィギュアスケートをテーマにした話題作
『メダリスト』の物語は、スケーターとしての夢を諦めた26歳の青年・明浦路司(あけうらじ つかさ)と、フィギュアスケートに憧れる少女・結束いのり(ゆいつか いのり)の出会いから始まります。
いのりは家庭の事情でスケートを習えずにいましたが、その強い意志とひたむきさに心を打たれた司が、彼女のコーチとなることを決意。
二人は困難を乗り越えながら、フィギュアスケートの頂点「メダリスト」を目指して奮闘していきます。
次にくるマンガ大賞2022第1位受賞の実力派作品
『メダリスト』は、講談社「月刊アフタヌーン」で連載されている人気作品で、「次にくるマンガ大賞2022」コミックス部門第1位を獲得しました。
さらに、第68回「小学館漫画賞」一般部門受賞、第48回「講談社漫画賞」総合部門受賞と、数々の栄誉に輝いています。
フィギュアスケートという競技の厳しさや、美しさをリアルに描きつつ、努力と成長のドラマが詰まった作品として、多くの読者に愛されています。
アニメでは、迫力あるスケートシーンやキャラクターの感情表現が、どのように映像化されるのか注目が集まっています。
米津玄師が主題歌を担当!その理由とは?
アニメ『メダリスト』のオープニング主題歌は、米津玄師による「BOW AND ARROW」に決定しました。
この楽曲は、米津玄師が「ぜひ曲を作らせてほしい」と自ら打診したことがきっかけで実現しました。
なぜ彼はそこまで『メダリスト』に惹かれたのでしょうか?その理由を探ります。
原作の大ファンだった米津玄師
米津玄師は以前から『メダリスト』の熱烈なファンであることを公言していました。
彼はアニメ化の情報を知るとすぐに「曲を作らせてもらえないか」と関係者に相談し、異例の形で主題歌制作がスタート。
自身のコメントでは、
「とにかく素晴らしい漫画なので全人類読んでください。アニメもただの視聴者として楽しみです」
と語っており、作品への深い愛情が伝わってきます。
「BOW AND ARROW」制作のきっかけ
「BOW AND ARROW(弓と矢)」というタイトルには、「目標に向かって真っ直ぐ進む意志」が込められていると考えられます。
フィギュアスケートという競技に挑む主人公たちの姿と重なるテーマであり、米津玄師ならではの視点で『メダリスト』の世界観を表現した楽曲になっているようです。
また、彼はこれまで『Lemon』『ピースサイン』『KICK BACK』など、多くのアニメ主題歌を手掛けてきましたが、今回のように「自ら志願して主題歌を担当する」のは極めて珍しいケースです。
そのため、ファンの間でも「どんな楽曲になるのか?」と期待が高まっています。
オープニング主題歌「BOW AND ARROW」の魅力
アニメ『メダリスト』のオープニング主題歌は、米津玄師が書き下ろした「BOW AND ARROW」です。
原作の大ファンである米津玄師が、自ら楽曲制作を打診したというエピソードもあり、ファンの間で大きな話題になりました。
では、この楽曲にはどのような魅力があるのでしょうか?タイトルの意味や音楽性を考察していきます。
どんな曲?タイトルの意味を考察
「BOW AND ARROW」は、英語で「弓と矢」を意味します。
フィギュアスケートは、美しさと力強さが共存する競技ですが、それはまるで弓を引き絞り、一瞬の隙を突いて矢を放つような感覚に通じるものがあります。
このタイトルには、「狙いを定め、全力で突き進む」というテーマが込められているのかもしれません。
過去のアニメ主題歌との比較
米津玄師はこれまでにも数々のアニメ主題歌を担当してきました。
- 『僕のヒーローアカデミア』第2期OP「ピースサイン」
- 『チェンソーマン』OP「KICK BACK」
- 『3月のライオン』ED「orion」
- 『海獣の子供』主題歌「海の幽霊」
どの楽曲も作品の世界観に寄り添いながら、米津玄師らしい独自性を持った楽曲になっています。
「BOW AND ARROW」もまた、『メダリスト』の熱いドラマを象徴する楽曲として、視聴者の心を掴むこと間違いなしです。
エンディング主題歌はねぐせ。「アタシのドレス」
アニメ『メダリスト』のエンディング主題歌を担当するのは、4人組ロックバンド「ねぐせ。」。
彼らが手がける楽曲「アタシのドレス」は、作品のテーマと深くリンクした、力強くも繊細なメッセージが込められた楽曲となっています。
ここでは、ねぐせ。というバンドの魅力と、「アタシのドレス」の楽曲について詳しく紹介します。
ねぐせ。とはどんなバンド?
「ねぐせ。」は、2020年に結成された名古屋発の4ピースロックバンドです。
彼らの楽曲は、青春の葛藤や夢を追う気持ちをストレートに描いた歌詞と、力強くもどこか切なさを感じさせるメロディが特徴。
2022年に発表した「日常革命」はYouTubeで2,000万回以上再生されるなど、Z世代を中心に人気を集めています。
エンディング曲に込められた想い
「アタシのドレス」は、夢を追いかける人々を応援するような歌詞と、感情を揺さぶるメロディが特徴的な楽曲です。
ねぐせ。のメンバーも「この楽曲が世界中の『メダリスト』ファンに届けばいいなと願っています」とコメントを寄せています。
また、第1話のエンディングでは、「アタシのドレス」ではなくオープニング主題歌「BOW AND ARROW」がエンディングとして流れるという演出が話題になりました。
この演出が、物語の展開とどのようにリンクしていくのかも見どころのひとつです。
まとめ:『メダリスト』の音楽にも注目!
アニメ『メダリスト』は、フィギュアスケートをテーマにした感動の物語であり、その映像美と共に音楽も大きな魅力となっています。
オープニング主題歌「BOW AND ARROW」は、原作ファンの米津玄師が熱意を込めて制作した楽曲。
そして、エンディング主題歌「アタシのドレス」は、新進気鋭のバンド・ねぐせ。による、夢を追う人々への応援ソングとなっています。
どちらの楽曲も、『メダリスト』の物語と見事に調和し、視聴者の心を揺さぶること間違いなし。
アニメのストーリーとともに、楽曲の歌詞やメロディがどのように響いてくるのか、ぜひ注目してみてください。
これからの展開とともに、音楽が物語をどう彩っていくのか、最後まで目が離せません!
- アニメ『メダリスト』が2025年1月から放送開始
- オープニング主題歌は米津玄師の「BOW AND ARROW」
- 米津玄師は原作の大ファンで自ら楽曲提供を打診
- エンディング主題歌は4人組バンド「ねぐせ。」の「アタシのドレス」
- フィギュアスケートの美しさと熱いドラマが魅力の作品
- 音楽が作品の世界観と深く結びついている点にも注目
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